水晶（すいしょう）は、二酸化ケイ素を主成分とする鉱物で、石英（クォーツ、Quartz）の一種です。透明で無色のものが一般的に「水晶」と呼ばれます。

水晶は「純粋」「浄化」「調和」などの象徴とされ、古代から多くの文化や宗教で神聖な石とされています。また、水晶は「万能の石」とも呼ばれ、浄化の力やエネルギーの増幅能力、強力な守護と癒しの力を持つと言われており、最も人気のあるパワーストーンのひとつです。

ヒマラヤ山脈は地球上で最も高い山々が連なる地域で、ネパール、チベット、インド北部、ブータンなどが、ヒマラヤ産の水晶（ヒマラヤ水晶）の主要な産地です。これらの地域は手つかずの自然に囲まれており、標高が高く採掘も困難なため、この地で産出される水晶には希少価値があります。ヒマラヤ水晶は、透明度が高く美しいものが多いですが、産地によってはインクルージョン（内包物）を含んでいたり、乳白色やスモーキーな色合いを持つものもあり、それぞれに独自の風合いがあります。長い間、人が入ることを拒んだ自然に守られたこの神聖な地から生まれる水晶は、純粋さと力強さを兼ね備えているといわれ、古くから聖なる石として大切にされてきました。パワーストーンとしては、非常に「波動が高い」とされ、浄化力・保護力が強いといわれています。そのため、瞑想や空間浄化、エネルギーワークに最適とされ、心身を整え、高次の意識とつながるサポートをしてくれるといわれています。