伊勢神宮では、社殿や調度品を20年に一度新しく造り替え、新しく設けた神座に神様のお遷りを願う「神宮式年遷宮」行事が、約1300年前から行われています。
社殿等の造営にかかるご用材をお木曳車にのせて、旧神領民たちが内宮、外宮に奉曳します。お木曳に使われる車は一般に「奉曵車(ほうえいしゃ)」または「お木曳車」と呼ばれています。
奉曵車の製作については、各奉曵団の競争意識もあって、部分的な相違はあるが基本的な構造には変わりなく、簡素で頑丈なことが要求され、その上に装飾的な要素も取り入れる苦心がなされています。
奉曵車(お木曳車)の最大の特徴は“わん鳴り”です。椀木と心棒がこすれ合う時に出る音ですが、ホラ貝のような音がして、勇壮です。
・タイヤ字有
・看板に「伊勢神宮お木曳車」 黒字入り
・注連縄付
※わん鳴りはしません。
■サイズ(約・mm) | 幅280×長530×高430 お木 φ45×長540
※敷板寸法 幅600×行330×厚15 |
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■重量(約・g) | — |
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■材質 | 本欅拭漆製 白木部分は神宮御用材木曽桧製 厚地銅板本金鍍金錺金具 黒塗敷板付 |
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■お手入れの方法 | — |
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■替え時・処分の方法 | — |
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