クンツァイト(Kunzite)は、美しいピンクからライラック色を持つ宝石で、スポジュメン(Spodumene)という鉱物の一種です。名前はアメリカの宝石学者ジョージ・フレデリック・クンツ(George Frederick Kunz)にちなんで名付けられました。ピンクやライラック色は微量のマンガン(Mn)によるもので、自然光や人工光によって色の印象が異なることがあります。また、見る角度によって色が変わって見える性質があり、カットの仕方によって見栄えが大きく変わります。
パワーストーンとしてのクンツァイトは、非常に繊細で優しい波動を持っており、「感情の浄化と心の再生を促す守護石」「愛と癒しの石」として非常に人気があるそうです。「無条件の愛」を象徴し、心の奥深くに働きかける力を持つとされるこの石は、愛に関するあらゆる側面にポジティブな影響をもたらすと信じられています。持つ人の感情を穏やかに整え、過去の傷をやさしく癒しながら、自己愛や他者への思いやりを育ててくれるといわれています。他にも、ハートチャクラに対応することから、愛情の循環を助け、親子関係や人間関係を円滑に導くともされています。